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投資は自己責任?

2017.01.18 不動産投資 賃貸管理

不動産の投資で失敗した人の中には、「こんなはずではなかった」と、愚痴を耳にすることがあります。
不動産に限らず株や金融商品でも基本は「自己責任」という意識が必要だと思います。

しかしながら、初めてアパートやマンションの投資物件を購入する人に「自己責任」を押し付けるのはどうかと思います。

始めて購入される方は、どうしてもその物件の「利回り」を重視されます。
当然投資家は、その不動産からどれくらいの収益が確実に得られるかは、最優先に考えなければなりません。
しかし、現実には収益性を重視するあまり、大きな間違いを犯すことがあります。

取得した不動産が自宅から遠く離れ(ほとんどの場合がそうですが・・)
管理の目が届かない状態にあるときがそれに当たります。

都心部で利回りが5%前後の相場の時に、首都圏(千葉・埼玉・横浜など)で、
7~8%の不動産をネットで見つけ購入した場合、管理会社に管理を依頼した結果、空き室が増え、
送金される家賃が少なくなり、一方修理費・設備更新費の請求書は送られてきます。

これは極端な事例かもしれませんが、殆どの投資家は
不動産の土地・建物・賃料という目に見えるものに関心を示しますが、これは取得するまでの話。

重要なのは取得後の物件のマネジメントだと考えます。
誰に任せるのか、どんな仕事をいくらで請け負ってくれるのかで、取得後の収益性も変わってきます。

建物の維持管理が上手いか下手かにより資産としての価値や、部屋の入居率も変わりますし、
市場の変化に対しても適切な提案や情報提供がタイミングよく行われれば投資家の方々も安心だと思います。

不動産の投資は物件だけを購入するのではなく、その物件をどのようにマネジメントしてくれるのか、
依頼する管理会社の仕事内容を含め投資するという考え方が必要で、
管理業務まできちっと行ってくれる優良会社の選定がポイントとなります。

「売って終わり」という仲介会社を選ばない。
「ここ」が大切ではないでしょうか?
弊社は一番に、「ここ」を最優先に考えます。