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分散投資は無知に対するリスクヘッジ

2017.10.10 不動産投資

「分散投資は無知に対するリスクヘッジだ。自分で何をやっているか分かっている者にとって、分散投資はほとんど意味が無い」

これは、投資の神様と言われているウォーレン・バフェットの言葉です。

投資に関する教科書や専門家の意見では、多くが分散投資を勧めています。
しかし、バフェットは分散投資について「投資対象の研究や情報収集を日頃しない投資家の無知で安易な逃避行動である」と切り捨てています。

裏を返せば、「自分に確固たる信念を持てるまで徹底的にリサーチせよ」ということです。
確かに、絶対に儲かるという自信があれば分散投資をしなくても済みます。
現在はインターネット上に情報が溢れており、SNSの発達もあって他人が発信した情報が容易に閲覧できます。

人は、真偽が定かではない情報であっても、文字として記載されていたら信じてしまいやすいそうです。
また、バフェットはこうも言っています。
「リスクとは自分が何をやっているかわからない時に起きる。投資対象に関して論文を1本書かなければ株を買ってはいけない。」

何も知らずに買うことは実に恐ろしいことであり、成功したいのであれば相手を知れということです。

決して、分散投資ではなく集中投資を勧めているわけではありません。
まずは、「投資に対する理解」、そして「購入物に対する理解」の双方が必要になってきます。
株であれば企業、不動産投資であれば物件や周辺環境をしっかりと理解し、確固たる信念を持って購入しましょう。