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第5世代移動通信方式

2019.01.16 その他

2019年になり、今年は元号改元もあり色々なものが変化する、そんな1年になりそうな気がしています。
その中で、個人的に楽しみにしていることは「第5世代移動通信方式(5G)」サービスが順次開始になることです。

個人の利用する、スマートフォンやタブレットで実際に使えるようになるのは来年の2020年ですが、
今年の秋ごろから5G対応端末の貸与で限定的にサービスを体験できるようです。

「5G」は現在日本で普及している「4G」の次世代通信技術で、超高速、超低遅延、多数同時接続が実現するとの事です。

通信速度は2時間映画1本を約3秒!(現在は約5分)でダウンロードが可能になりなす。

超低遅延はあまり聞きなれませんが、データ伝達の際に時間的な遅れが小さくなるというもので、
遠く離れた場所の生中継でも、ほぼリアルタイムの映像が見られるようになります。

多数同時接続は、総務省の発表によると1平方キロメートルあたり、なんと100万台の機器が接続可能になるようで現行(4G)の30倍~40倍に相当するそうです。

特に、多数同時接続は自動運転や医療の遠隔操作などに活用できると注目を集めています。
スマホやセンサー・PCだけではなく、身の回りの家電などあらゆる機器がネットに接続できるため、私たちの生活環境がここ数年で大きな変化が待っているのではないかと思います。

自動運転等だけではなく、今住んでいる住宅やマンションなどにも活用できる可能性があり、個人的にはとてもワクワクしています!

最寄り駅の改札を通過したら、部屋のエアコンが付き、お風呂が貯まり、冷蔵庫に不足している食材があれば自動的にネットで注文がされ・・・こんな生活も夢物語ではないと感じています。
前々から個別には似たような技術はありましたが、どうしても「Wi-Fi」や「Bluetooth」で各機器を接続・設定・指示をしなくてはいけない煩わしさがあり、中々ハードルが高い印象がありました。
もし、「5G」で自然体ですべてのものが、ネットワークで繋がり「データ」で情報をやり取りできるようになれば、近い将来このような技術が標準装備されているマンションやアパートが誕生するかもしれません!

「第5世代移動通信方式」元年は2020年になりそうですが、乗り遅れないようにしっかりと知識を蓄え、今後に生かせる準備をしていきたいと思います。